きゅんきゅん男子~年下彼氏を溺愛中~【完】
だからあたしは、自分から、視聴覚室に向かって歩き始めた。


教室のある南校舎から、北校舎に向かう途中。


圭輔がボソッと小さく口を開いた。


「そういえば、莉子。
今日、誕生日だったよな」


「……ん?
そうだっけ?」


そう言いながら、頭の中で日付を確認し、あたしは口元に両手を当てた。


「そう、そう、そう!!
そうだよ、今日!!
あたしの誕生日!!
すごーい、圭輔!!
今年も忘れないで教えてくれた!!」



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