きゅんきゅん男子~年下彼氏を溺愛中~【完】
「年下の、超かわいい彼氏を夢中にさせたかったら、いい女でも演じてみれば?」


「……え?」


あたしが先生を見上げた瞬間、頭の上に落ちてくる、神経質そうな細い指。


「勉強でも教えて、甘えさせてやれば……。年下のガキんちょなんか、いちころじゃん?」


そんなセリフを言ったのち、先生はウインクしながら、自分の唇にひとさし指をあてた。


「でも、こんなこと。俺が言ったなんて、他の先生達には、絶対内緒」


「せん……せぃ……」
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