きゅんきゅん男子~年下彼氏を溺愛中~【完】
さっきまでは意地悪だったクセに。


さっきまでは全然やる気がなかったクセに。


一転優しく、甘くなっちゃって。


おまけに、なんなの? この色気……。


呆然と先生を見つめると、先生は苦笑をひとつ落として、ドアに向かった。


「もう、こんな相談事は、勘弁だけどな」


「……はぃ……」


パタンと軽く閉まるドアを見つめて、あたしはひとり部屋の中、考えこんだ。


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