HONEY★HONEY☆LOVER
「…光」
「なんで……っ」
「光……!」
びくっ、と体が震える。
蓮の声泣きそうだよ
「何も言わなくて悪かった…
言い訳っぽく聞こえるかも
しれねぇけど、俺もいきなりわかって
かなり戸惑ってんだよ」
あたしは何も言わない。
何がわかったのか
何を今してるのか
聞かなきゃいけないことは
いっぱいあるのに
言葉がでてこなかった
「……詳しくはまだ言えねぇけど今やってることが終わったら
必ず光んとこに戻ってくる」
また、ぶわっと涙が溢れた。
「……っ。」
「俺はいなくなったりしない、
って約束しただろ」
あたしはただただ頷く。
「れ………ん…っ」
「…駄目だ……限界。」
いきなり手を引っ張られ
カーテン越しに抱き締められた。