私が私に贈るコトバ

双子


帰り道、涙が零れ

帰り道、涙で霞み

帰り道、道に迷ってしまうような

そんな馬鹿はいないけれど。


帰り道、涙が零れ

帰り道、涙で霞み

帰り道、立ち止まってしまうことはあるでしょう。


涙はどこからやってきて、何処に消えてゆくのだろうかと。

涙は私の一部で、涙は私の分身で、涙は私の精一杯の息抜きだ。

泣いてもいいよ、そう

君は言ってくれるだろうか?



2012 2 12
< 6 / 8 >

この作品をシェア

pagetop