甘いのは苦手です。
ユズの腕を掴んで俺の方に寄せる。断然、力は俺の方が強い。

「昔っからユズしか興味ない。引越しするって聞かされた時は小学生ながら犯してやろうって思った」

「怖っ!!
何で引越しから犯すに変わるんだよ!!」

「一生、俺の事忘れないから。実際、忘れられてたし」

「いや…まぁ…それは…忘れようとしたんだ」

どんどん真っ赤になっていくユズから聞き逃してはいけない気になる発言だ。





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