イケメン御曹司の秘密の誘惑

「…うん。何か、美味しいものでも食いに連れて行って欲しいんだって。

純情そうなのに健気だよなぁ。
声なんて震えてたよ」

「…………」

微かに笑いながら潤は楽しそうに話す。

私には……そんな風に笑わない。

私は何も言えずに黙って俯いた。

彼と……結婚する女。
彼の側に一生いる事の出来る女。
彼に………愛される女。


嫉妬しないわけがない。
心と行動のアンバランスに身体が裂かれているみたい。



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