イケメン御曹司の秘密の誘惑

……窓から離れて、椅子に座る。
デスクにはやり残した決裁書の山。

ボンヤリ数日を過ごしていた俺に、突き付けられる現実。

そう。
結婚するのだから。
立ち止まっている暇はない。

過去を………精算しなければ。
この書類と同じように。



ピリリリリ、ピリリリリ…。

突然鳴り出した携帯にビクリとする。

そっと取り出して、開くと…
そこには『月野比奈子』とあった。




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