イケメン御曹司の秘密の誘惑
「……!」
…私が、彼女から目を逸らし、俯き、震え出したのは…
何も彼女の突然の大声に驚いたからではない。
……後ろめたくて、冴子を直視出来なくなった。
……自分でも気付かなかった。
綺麗な思い出と、自分の綺麗な部分だけを、潤の心に残して……
彼に、いつまでも忘れて欲しくなかった。
時々、私を思い浮かべて微笑む彼の未来の姿を想像して、……
別れても、忘れられないと、この事態を納得していた。