カクテル~Parfait Amour~
「こちらこそ、舞咲ちゃんのバーデビューに選んでもらえてうれしかったよ。
お友達とでも彼とでも一人ででも、いつでもおいでね。
僕はバーテンダーだから、舞咲ちゃんが秘密にしておきたいことは二人にも言わない。だから安心して。」
「はい、ありがとうございます。
じゃあ、パパ、ママ、ごゆっくり。」
薄手のコートをはおり、はずむような足取りで彼の元へ向かっていった。

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