私の記憶が戻るまで…

そのあと私たちは何分か話して、私はカウンセリングに、優はリハビリへと向かった。

「何か、思い出せましたか?」

先生が私に聞く。

「…いいえ。
でも何か…大切なことを、忘れている気がしてるんですよね。」

「そうですか。何か私にできることは…そうだ。学校の友達などに会ってみるのはどうでしょう?」

友達………
そっか、私にも友達がいたんだっだ。

『…歩美、私のこと忘れちゃったの!?』

あの子。
名前は…梨花、だっけ?




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