三色のイルカ
「そして、何回もあの本棚倒したよね。」

理恵が笑いながら言った。

「本を元に戻すのが大変だったよなー。」

知樹も私もつられて笑う。

そう、三人が共通していっている本棚とは
知樹の部屋の扉を開けて目の前にある、なんとも目が覚めるような黄色の本棚。
知樹のお父さんは家具を作るのが好きらしく、知樹の部屋の家具はほぼお父さんが作ったものといって良いほど、お父さんの自信作ばかりだった。

しかも、知樹のお父さんはなかなかの腕前らしい。
それもそのはず。
< 3 / 3 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop