神様がくれた263日


キーンコーンカーンコーン

「余裕ぶってだらだら話してた割にわギリギリだったな、俊二」


「だな、ってかまたお前とクラス同じかよ、光輝」



「よっ、俺もだぜ」


振り返った瞬間、俺達は目を疑っただろう。



「ウワァーーーー!」


「おぃおぃ、なにもそこまで驚かんでも」

「だって雄太がまともに学校来たの半年ぶりじゃねーか。なぁ光輝。」


「いやいや、8ヶ月ぶりぐらいだろー。」

「つーか、そんなことよりも嵐かなんかくるって塩巻いとけ塩!」

「塩なんかまかんでええわ!」

ドン、ゴス

元ボクシング部の雄太の洗練された左ストレートが俺の左頬を、某格闘ゲームの昇竜拳が光輝のアゴを…
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