ブロってますか?
美沙子は寝室にて、眠れないまま、自信のブログを開いている。

今日の健一の態度もおかしいし、何より携帯にロックを掛けているのが解せない。更に美沙子をイラつかせるのが、自信のブログのランキングが下がっている事!

『ありえなぃ!もっと過激にしないと駄目なのかな?もぅ、苛々する。』

猛烈な勢いでブログを綴る美沙子。
ふと、喉の渇きを覚え台所に向かう為、寝室のドアを開けると、ニヤニヤしながらPCに向かう健一の姿が目に入る。
その姿を見て、開けようとしたドアを閉める美沙子。

『な、何が可笑しいのよ!あれは仕事じゃないわね!もう、私も好きにするわ!』

再び携帯に向かう美沙子。

健一は最後のおやすみメールを送信すると、

『ぼちぼち寝るか。明日も仕事だし…』
寝室に向かう。

「あっ、まだ起きてたの?」

ベッドで携帯を開いて操作中の美沙子に声掛ける。

「えぇ、今ブログしてるの!」

「えっ、あれだけ人には、ブログとかしないでねって言ってたじゃないか!」

「恵美に進められて!トールの事とか調べる為にね。」

「何開き直ってんの?」

「あなたこそ、携帯ロック掛けてるのは何で?今まではそんな事無かったのに!」
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