菓恋(かれん) ~be+ひと目惚れing~


「カリッ」

早速、試食をしてみる。

「…!」

イケるじゃん♪

チョコのまったりとした深いコクと、アーモンド特有のさっぱりとしたキレと風味が、クチの中でイイ感じでミスマッチしてる♪


あたしは完成した手作りアーモンドチョコの写メを撮ると、早速、王子に送信した。

「どーよ? 美味しそうでしょ? 食べたくなったでしょ?」



すると、それからやや時間が空いて…、

『うまそうなのができたじゃないか』

…で、はじまる返信メールが届いた。


だけど、そのメールを最後まで読んだとき、あたしはものすごくハラが立った。

なんでそんなこと言うのかと思った。


『お前に教えることはもう何もない。今度のバレンタインデーには、絶対に両想いなれる“魔法のチョコ”を、学校の同級生とか誰か好きな男にでもあげてくれ。健闘を祈る』
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