運命のヒト

そんなわけで、ガキの頃は施設とか、たまに親戚に引き取られたりとか。

まぁあんまり「ここが俺の家!」みたいなのはなかったんだ。

12歳上の腹違いの兄貴とは、たまに会えるだけって感じだった。


中学くらいから先輩んち泊まり歩くようになって、学校は行ったり行かなかったり。

でも先生に目をつけられない程度に、要領よく、毎日テキトーに遊んでた。


楽しかったよ。

だって、テキトーに生きてれば深いこと考えなくてすむじゃん。世の中の不公平とかさ。

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