桜、雪、あなた
そ・れ・か・ら 。
「あ、店長ー!事業部からお電話です」
「え、まじっ?!待ってご飯終わってからって言っといてー」
「あー…はい、でも何かお急ぎみたいで…」
「う〜っ…!まじすか?!ちょ、電話貸して」
「はい」
「…はいっお電話代わりましたぁっ!」
移動の答えを出してからのあたしの毎日はまさに、
“仕事一色”
と、
なった。
早出 残業は当たり前。
新しい店長への引き継ぎ作業、
新店舗のオープン準備
ため息を吐く暇すらない程
毎日仕事に追われる日々
ヘトヘトで寝るためだけに帰る家と職場の往復。
「あー…疲れたぁー」
「店長大丈夫ですかー?」
「うーん大丈夫ー…」
「顔がすごい疲れてますもん!無理しないで下さいね!!」
「あはは〜ありがと〜」
心配してくれる下の子達に心配をかけないように笑って見せても
それでも
まだまだ片付けなきゃいけない仕事がどっさりとあって
(うぇ。)
…考えるだけでもしょーじき具合が悪くなる。
本当にいつになれば片付くのかわからない仕事の山を目の前に
あたしいつかこのままじゃ死ぬかもね〜
と、
縁起でもない事を思ってみたりして。