桜、雪、あなた
「しかもさー。普通そんだけ遊んだりさー、いっつもずーっと2人で仲良くここで喋ったりしてんじゃん?」
「うん」
「したら自然と相手を異性として見始めたりするもんなんじゃないのー?
だってあんたらめちゃめちゃ遊んでるじゃん。」
「………」
「ヘタしたらヨウスケくんの彼女よりも会ってるかもしんないんだよ?男友達にしたって多すぎだって。遊ぶ回数。」
「まぁ確かにそれはそうなのかもしれないけど…」
「だーかーら!
“オンナノコ”になっちゃってんじゃないのー?ヨウスケくんと仲良くなる前とかはそんなんじゃなかったもんっ!!」
「………」
「違う?」
違う?
違うの?そうなの?
…だけど確かに
“オンナノコ”に
なってる自覚はないけれど、心の中でそれを否定できないあたしがいた。
思い当たる節がないわけでもなかったから、だ。
………本当にミキちゃんに言われたらそうなのかもしれないって嫌でも思ってしまう。
だって、あの日。
初めて食事に行った日から半年が経った今。
ヨウスケくんと遊ぶようになってから
あたしの生活が間違いなく変わっていったのは
事実、だったからだ。