桜、雪、あなた



「よかった間に合った」




ヨウスケくんは
さらに
ギュッと

あたしをきつく抱き締めた





「もうだめだと思った」





ヨウスケくんの声が震えてた





「忘れられなくてけっこーキツかった」










ヨウスケくんの
声が

ヨウスケくんの
胸の中で

あたしの
耳に響いた………





と、
その時





シャラン





「…ん?…」

「…あっ」





どこかで聞いた事のある
鈴の音が聞こえた



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