桜、雪、あなた





「…やっべぇなぁ おれ」

「何が?」










ー降り積もった雪たちは

静かに溶け始め





「うん、」

「何が うん なの?」





ー真っ白に染まった

この街はゆっくりと―……





「ごめん。おれ 自分が思ってた以上に、」





―きっと、もう少しで





「まじで」





―……春色に





「ミオちゃんの事、」





色付き始めていくんだね……。










「すきだわ」










ヨウスケくん、





「ん、あたしも…すきだよ。」





すきだよ










「………なぁ…」

「ん?」

「あ、のさ」

「うん」

「…おれら付き合い長ぇし、つーか内容も濃いし?」

「あ、まぁ確かに」

「年齢もアレだし さ。イイと思うんだよ」

「…うん?」

「だから、さ」

「う、ん」





………あなたに





「結婚しねぇか?」

「………!!!!」











…あなたに、





「なぁ、返事 欲しいんだけど?」

「えっ?!」





あたしの





「な、」

「や、や、でもっ、え?だって突然すぎて…」

「ミオちゃん仕事もあるし今すぐ、とは言わないから」

「や、や、や、」

「これからもずっと一緒にいたいんだ。」





この想いが










「な、美桜?」










「………」










想いが










「………よ、喜んで。」










届きました…ー










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