桜、雪、あなた





シャンパンの甘い香り広がる





「休みの前の日は泊まりに来いよ」

「あたしのお家にも来てね」










この部屋で










「色んな思いで作ろうな」

「だね」





甘い声





「…もう逃げたりすんなよ?」





小さな たくさんの





「離さないで」

「うん、離さない。」





甘い約束。





「…ヨウスケくん」

「…ん?」

「………夢見てるみたいなんですけど…」

「ははっ」





もう二度と離れる事のない左手に



甘い、キス










「…ミオちゃん、」

「うん?」





…ヨウスケくん あたし、





「………来年は桜、見に行こうな」

「………うん…」





きっと ずっと





「つーかずっと、な?」

「…ふふっ」





この日を





「何で笑うんだよ」

「…や、しあわせだなぁって思って」

「………」










ー忘れない。





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