あなた色に染まりたい
「俺、あの時ははっきり言えなかった」


「何を?」




蓮は、あたしに真剣な瞳を向けてきた。




「嫌なことがあったら、俺が波を作って、すべて流してやる」


「…れ、ん?」


「俺には紗羽だけだ。紗羽しかいらねぇ。……今までも、今も、これからも……。この命があるかぎり、紗羽だけを愛していく」




突然の蓮の告白に、涙がポロポロと溢れてきた。


嬉しいという想いが込み上げてくるけれど、どう言葉を返していいのかわからない。




「俺と、誓ってくれないか?」




誓うって……?




「この空と海のブルーに……」




ブルー……


もしかして……
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