羽田くんとうさ子の関係。




「元気になれる、か…」





ガチャ


「ん?どうした、うさ子?顔がニヤケてるぞ」



「ウフフフフ。なーんにもないです」



「…なんか気持ち悪っ」




ウフフフフ、そんなことを言われても今のあたしには効きませんよ。


あたしのテンションはMAXを軽く超えていた。




「うさ子、着替えるから待っててな」



「はいっ」




「覗くなよ」



「覗かれたいんならお金払って下さい」



「俺、金払ってまで見てもらいたくねーよ」




意地悪な笑顔も好き…_____。






本当は認めたくなかった。


だって相手は4つも年上で、バイトの先輩。




きっとこの恋は叶わない可能性の方が大きいから。


そう心の中で分かっていたから“うさ子”と呼ばれた日から感じていた気持ちから逃げていた。




でも、本当は違っていたのかもしれない。





< 124 / 223 >

この作品をシェア

pagetop