羽田くんとうさ子の関係。
この人何してんのっ!?
「んー!んー!」
「お前、いちいち声がデカイんだよ」
そりゃあ、大きい声になるよ!
好きな人に口を手で塞がれたままなんて恥ずかしい!
「もう、大きい声出すなよ?」
その羽田くんの言葉に頭が取れるぐらい頭を縦に降る。
「はいよ」
手を離された瞬間、息を大きく吸う。
「もう、いきなりあんなことするのは止めて下さい!」
まだドキドキしてるよ。
「うさ子が大きい声を出すからだろ」
「だって…ビックリしちゃったから」
「まぁな…俺も聞いた瞬間、持ってた箱のお菓子ばら撒いたもん」
「…それは最低でしょ」
「うっせー。でも、なんであの2人があんまり仲良くないか分かったけどな」
「…そうですね」
あの2人付き合ってたんだ…。
「すげーよな。よく付き合ってた奴とバイトできるよな」
「…いつ付き合ってたんですか?」
「えっと…あいつらが高3の夏ぐらいから、今の彼女と付き合う半年前までって言ってたな」
「じゃあ、えっと…あっと、付き合ったのは」
「1年と2ヶ月だ」
「さすが計算がお速いことで…」
忘れがちだけど、この人確かエラかったんだった。