羽田くんとうさ子の関係。
ねぇ、羽田くん。
あたしね、ずっと願ってたの。
あの24日に○を付けられているシフト表をみた日からずっと願っていたの。
クリスマスイヴという特別な日にどうか…どうか羽田くんが○を書いていた理由に……
彼女が関係していないことをただ強く願っていたの…。
でも、現実があたしの心に突き刺さる。
「……羽田くん」
いつもバイトに来たらあたしのことを聞く羽田くんが今は反対側にいるあたしのことなんて気づかずに歩いて行く…。
目の前にいる彼女だけに夢中な羽田くん。
バイトの時はいつも、うさ子うさ子ってうるさいのに…。
あたしなんて眼中にない羽田くん。
羽田くん…酷いよ。
そんなこと思うのにただそんな羽田くんを見つめることしかできない自分が悔しかった。