羽田くんとうさ子の関係。
〈終点~、風間駅~、風間駅~。
ご乗車ありがとうございました~〉
「着いた…」
ここに亮平がいるんだ…。
亮平の最寄駅に着くと携帯を見た。
新着メール無しか…。
とうとうあの後も亮平はメールを1通しかしてくれなかった。
でも今日会ったらなにか変わるかもしれない。
『うさぎーっ』
『あたしは、うさみだよ!』
あの頃みたいに近い距離にいるわけじゃない。
だからこそ、休日は会いたいし、メールもしたいし、声も聞きたい。
それを今日はちゃんと伝えないと…。
「……亮平」
あたしは亮平がバイトしていると聞いていたファミレスに向かおう。
「すいません」
「はい」
「クローバーっていうファミレス知ってますか?」
優しそうなおじさんに声をかけた。