恋の魔法と甘い罠
それから料理が少しずつ運ばれてきて、とりあえず空腹を少し満たしたところで、和泉さんが小さく息を吐いてから口を開いた。
「それで本題なんだけどさ……」
その表情もその口調も、いつもの穏やかなものとは程遠く真剣なもので。
口の中に残っていた里芋をゴクンッと飲み込んでしまった。
そして気持ち的に落ち着かなくて、背筋をぴんっと伸ばす。
そんなあたしに和泉さんはその先の言葉を口にした。
「俺……今日、課長に呼び出されたんだ」
「えっ!」
もしかしたら慎也さん絡みの話かもしれないとは思っていたけれど、まさかあたしじゃなく和泉さんが呼び出されたなんて。
「それで……」
予想外の出来事に痛いくらいに締め付けられていく胸を押さえながら、その先を口にしようとする和泉さんをじっと見つめる。
「玲夢と、話がしたいらしい」
「!」
心のどこかでまた慎也さんが話をしに押し掛けてくるかもしれないと思っていたけれど、実際それを口に出されたら胸の中が不安で一杯になってきた。
「それで本題なんだけどさ……」
その表情もその口調も、いつもの穏やかなものとは程遠く真剣なもので。
口の中に残っていた里芋をゴクンッと飲み込んでしまった。
そして気持ち的に落ち着かなくて、背筋をぴんっと伸ばす。
そんなあたしに和泉さんはその先の言葉を口にした。
「俺……今日、課長に呼び出されたんだ」
「えっ!」
もしかしたら慎也さん絡みの話かもしれないとは思っていたけれど、まさかあたしじゃなく和泉さんが呼び出されたなんて。
「それで……」
予想外の出来事に痛いくらいに締め付けられていく胸を押さえながら、その先を口にしようとする和泉さんをじっと見つめる。
「玲夢と、話がしたいらしい」
「!」
心のどこかでまた慎也さんが話をしに押し掛けてくるかもしれないと思っていたけれど、実際それを口に出されたら胸の中が不安で一杯になってきた。