人気歌手とカリスマモデル
30分くらいだろうか。
やっと落ち着いたみたいだな。
膝の上にウサキ乗せて
向かい合うように座らせた。
鼻水ジュルジュルじゃねえかよ…笑っ
ぶっさい顔。
「で、何があった?
また母親が金せびり来たか?」
「違う…。結婚したからいらないんだって…」
また泣きそうになりながら喋り出すウサキ。
「再婚か?」
「赤ちゃんできたんだって。だからもういらないって笑顔で言われた。」
最っ低っな母親だな。
そりゃこうなる事もわかる。
けど
「ウサキ、お前1つ勘違いしてる。」
「え?」
「お前が居なくなったら誰も悲しまないって言ったな?」
「うん。」
「お前バカだろ。
俺様が悲しむんだよ。
お前勝手に死んで俺様どう生きりゃいい?
真太郎さん、郁ちゃんだってお前をどんだけ支えたんだよ。お前は1人じゃねえんだ。」
「……詩音。」
「そんな母親ごときに
命くれてやるな。
いいか?俺様がいるし
真太郎さんもいる。
お前の母ちゃんには俺様が説教してやるよ。
俺様のウサキ傷つけんなって!」
「詩音~」
また泣いた。
ウサキも母親も
向き合わなきゃなんねえみたいだな
やっと落ち着いたみたいだな。
膝の上にウサキ乗せて
向かい合うように座らせた。
鼻水ジュルジュルじゃねえかよ…笑っ
ぶっさい顔。
「で、何があった?
また母親が金せびり来たか?」
「違う…。結婚したからいらないんだって…」
また泣きそうになりながら喋り出すウサキ。
「再婚か?」
「赤ちゃんできたんだって。だからもういらないって笑顔で言われた。」
最っ低っな母親だな。
そりゃこうなる事もわかる。
けど
「ウサキ、お前1つ勘違いしてる。」
「え?」
「お前が居なくなったら誰も悲しまないって言ったな?」
「うん。」
「お前バカだろ。
俺様が悲しむんだよ。
お前勝手に死んで俺様どう生きりゃいい?
真太郎さん、郁ちゃんだってお前をどんだけ支えたんだよ。お前は1人じゃねえんだ。」
「……詩音。」
「そんな母親ごときに
命くれてやるな。
いいか?俺様がいるし
真太郎さんもいる。
お前の母ちゃんには俺様が説教してやるよ。
俺様のウサキ傷つけんなって!」
「詩音~」
また泣いた。
ウサキも母親も
向き合わなきゃなんねえみたいだな