天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅡ
と、狂気の高笑いをしていた所で。

「栗花落 苺愛さぁん」

タイマントーナメントの係員が控え室に呼びにくる。

「第三試合が始まりますので、リングの方にお願いしまぁす」

「あ、はぁい♪」

先程のイカレチックな女はどこへやら。

キャピッと可愛らしい笑顔を浮かべ、苺愛は返事を返した。

係員がドアを閉めて立ち去った所で。

「よっしゃあ、行くぜロケンローッッ!」

床に跪いてエアギターかます苺愛。

もう何キャラだか判断に苦しむ。

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