【完】短編集~幼馴染み~
案の定、試合には千秋が出ていた。
「お前の幼馴染みは相変わらずモテモテだな~」
トシ。
「てか、イケメン?」
タク。
俺らはいつも3人でつるんでいる。
「なぁ…。なんで女のあいつのほうが、俺より女子にモテんだ?」
「「そりゃー」」
2人は千秋を見ながら言いだした。
「千秋!シュートっ」
千秋の蹴ったボールは綺麗にゴールへ入る。
「決めるところは決めて」
「麻奈<マナ>!はいっ」
千秋が出したパスは、ちゃんと麻奈ちゃんの足元へ。
「自分だけじゃなく、ちゃんと相手をサポートして」
「わっ!!」
「ハッチ大丈夫!!??」
転んでしまった相手チームの橋本<ハシモト>。
それを見た千秋が駆け寄る。
「今日保健の先生いないんだよね…。これ、使って?」
そう言い、絆創膏を差し出す。
そして、審判をしているチームの女子に声をかける。
「水道のところまで、付き合ってあげてもらってもいいかな?
あたし今試合中だから、無理だから…」
「任せて、千秋!いこ、ハッチ」
「ありがとう、千秋…」
「優しいからだろ」
「お前の幼馴染みは相変わらずモテモテだな~」
トシ。
「てか、イケメン?」
タク。
俺らはいつも3人でつるんでいる。
「なぁ…。なんで女のあいつのほうが、俺より女子にモテんだ?」
「「そりゃー」」
2人は千秋を見ながら言いだした。
「千秋!シュートっ」
千秋の蹴ったボールは綺麗にゴールへ入る。
「決めるところは決めて」
「麻奈<マナ>!はいっ」
千秋が出したパスは、ちゃんと麻奈ちゃんの足元へ。
「自分だけじゃなく、ちゃんと相手をサポートして」
「わっ!!」
「ハッチ大丈夫!!??」
転んでしまった相手チームの橋本<ハシモト>。
それを見た千秋が駆け寄る。
「今日保健の先生いないんだよね…。これ、使って?」
そう言い、絆創膏を差し出す。
そして、審判をしているチームの女子に声をかける。
「水道のところまで、付き合ってあげてもらってもいいかな?
あたし今試合中だから、無理だから…」
「任せて、千秋!いこ、ハッチ」
「ありがとう、千秋…」
「優しいからだろ」