【完】短編集~幼馴染み~
2人、言い合っていると…
2つの家のドアがバンッと開く。
「「あんたたち!!さっさと行きなさいっ」」

中嶋家と中原家の母親が登場。
「「い、いってきまーす!!」」

あたしたちはダッシュで逃げ…いや、登校した。

――――――………

なんとかチャイムが鳴る5分前に到着。
「あんたがつっかかるからっ」
「あ?お前が出るの遅かったからだろーが」
「だから、どうせあんたも変わんないでしょー!?」
「「うるさい」」
そう重なった2つの声。
その主は…
「昇平!」
唯人の友達、昇平<ショウヘイ>。
あたしは昇ちゃんと呼んでいる。
「あず…」
あたしの友達、あず。
ちなみに2人はカレカノだ。

「あんたらのその言い合いはいつになったらなくなるのやら」
「ホント。毎日よく飽きないよな、お前ら」


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