【完】短編集~幼馴染み~
学校に近づくにつれ、生徒が増える。
その分、ざわざわと周りが騒がしくなる。

「え、あの2人付き合ってんの!?」
「意外な組み合わせ~~」
「てか、原田脅されてんじゃね?」

みんな、好き勝手言っちゃって!
あたしが、史くんを好きなのにッ!!

「てか、もしも古暮を本気で好きだったらさ、原田、趣味悪くね?」

この言葉に、カチンときた。
「ちょっと!!」
文句を言おうとしたら、史くんに止められた。

「眞流、別に気にしてねぇから」
「あたしが気にするよ!あたし別に趣味悪くないし!メッチャいいしッ」
「バカ//俺は、眞流がそう思ってくれてるだけで、いいよ」
「…ん//」


史くん…大好き。


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