【完】短編集~幼馴染み~
「翼くん…愛してる」

そう言ったと同時に、ドアが閉まった。

またね、翼くん。

電車が見えなくなってすぐ、ケータイが鳴った。

メール…?
翼くんからだ…。

《俺も、愛してる》

たった、その一文。


それだけで、胸がいっぱいになった。

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