セックス·フレンド【完結】
結局、あたしは西村君に抱かれた。


あたしがそれを望んだ。


西村君に抱かれながら、でも、頭の中は隆也でいっぱいだった。



隆也のリラックスした表情。


幸せそうに竹内ミキを見つめる眼差しと、あたしに向けた驚いた顔。



ドレスアップした竹内ミキの後ろ姿。



2人の指に輝く指輪。



全てを打ち消すために、あたしはいっそう西村君を強く求めた。


西村君は、あたしの要求に全力で応えようとしてくれた。


あたしの悲しみや苦しみを、その薄く頼りない胸で、精一杯受け止めようと努力した。
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