セックス·フレンド【完結】
「あの…」


見送り体制に入った竹内ミキにあたしは声をかけた。


「はい?」


彼女は、パンフレットの袋を持ったまま首を傾げる。


彼女の反応にいちいち腹がたったが、ぐっとこらえる。


そもそも、あたしが彼女に腹を立てるほうが間違いなのだから。


彼女は何も知らない。


むしろ、悪いのはあたし。


けど、何も知らないからこそ腹がたつ。
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