クールで無愛想な彼氏
「隼、わりぃけどさコイツ俺のモンだから」



「へっ?」


あ....。


今気づいちゃったぁ!!


裕太ってば、私の後ろに隼がついただけで



隼に嫉妬したんだぁ☆



可愛い~////



すると隼と玲美は『ぷっ』を噴出した。



「んだよ」



裕太は私を抱きしめたまま2人をにらんだ。



「裕ちゃん可愛いとこあんじゃん☆」

「はぁ?」

「みおりんに近づいただけで、ヤキモチ焼いてやんの~♪」


「っくそ!隼あとでどーなるか分かってんだろうな」


「きゃ~怖いですぅ」


「あぁああ!!!!!」




「「あはははは」」



久しぶりのメンツだけど...


仲のよさは2年前と全く同じで、


このまま卒業できるんだ。



そう思うと安心した---










このときまでは。
< 121 / 147 >

この作品をシェア

pagetop