クールで無愛想な彼氏

運命の肝試し

それからというもの...


約30分かけやっと終わった私たち3人は佐久間君を探すことにした。


「いなくね?」


「裕ちゃんどこいったんだろ~」



どこだろう...佐久間君。


「もう電話かけようぜ!」

「うんっそうだね」


すると隼は徐に携帯をいじり佐久間君に電話をかけた。



しかし....


「出ね-んだけど。」


「なんで??」

「わかんね-」


「とりあえず探そうぜ!」

「うんっ」


そして再び足を動かしたとき



「あっ!んんんっ」


玲美が声をあげたと同時に隼が玲美の口をおさえた。


2人はその体制のまま大きな柱の影から


どこかを見ている様子だった。



「どうした....っ」


私ものぞいた。


しかし同時に言葉を失った。


そこには...


「私!佐久間君のことが好きです!」

小柄な女の子が佐久間君を見上げ.....


告白していた。



「...あの子誰かわかる?隼....」

「...わかんね-あっ!...5組の小雪ちゃんじゃね!?...」

「...小雪ちゃん?...」

私はそういい顔を見た。



!!!!!!

「...えっ!?あの子が噂の小雪ちゃん?きゃっ可愛い-超可愛い!!」

私は声を失った。



そこには


真っ白い雪のような白い肌に際立つ大きく黒めがちな瞳。


睫毛も長くて...目元が完璧って感じ。


色素の薄い髪の毛はみるからにふわふわしてて

なんか赤ちゃんみたい....な柔らかい雰囲気の出ている


絶賛の美少女だった。


玲美以外にも...こんな子がいたなんて。
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