お嬢様の恋愛事情
店を出ると早々と駐車場に止めてある車へと翔と向かった。
「翔、次は翔の服見に行こ!」
走りだす車の中で言うと翔は少し照れていた。
翔とは服なんか一緒に見に行った事なんかない。
だから翔は照れてるんだろうな。
そんなとこも何だか翔らしい。
車で走る事、数分で男向けの服のお店に着いた。
私は慣れていないせいか、男向けのお店に入るのは何だか恥ずかしくて、自分から誘ったのに帰りたくなった。
それでも勇気を出した。
入り口の自動ドアが開き店内へと足を踏み入れた。
まさにその瞬間だった。
「あ!春陽ちゃん!」
明るい声で私を呼ぶ声は・・・高橋君。