お嬢様の恋愛事情
「俺は・・・親同士が決めた結婚でもそれは運命だと思う。」
いつものヘラヘラした高橋君じゃない。目が瞳が真っ直ぐだ。
こんな顔をされたら言いたい事も言いにくいよ。
「隼人さん、そちらのお父様は何ておっしゃっているのですか?」
翔が口を挟む。
何も言えなかった私は助かった。
そして高橋君の次の言葉が何と出てくるのか不安で仕方なかった。
高橋君のお父さんが結婚の取り消しに納得してくれてますように。
そう心で願った。