お嬢様の恋愛事情
春陽に謝りたかったな。明日になると余計に謝りにくい気がして・・・。
目の前の教室のドアを開ける。
ガラガラと廊下に響くドアの音。そんな静まり返った中で寂しさを感じる。
やっぱ誰もいないよな。
どこか期待してる俺がいたんだ。もしかしたらって何て思ってた俺が甘かった。
春陽が待ってくれてたなんて・・・少し期待してた俺がバカみたいだ。
春陽の机を見てみると案の定、荷物なんか1つもなかった。
帰ったんだろうな。
俺だけ先生に呼び出しされたしな。
鞄を持ち下駄箱に向かう。誰もいないと静かすぎて逆に怖い。