記憶の向こう側




「………。」




ほとんど赤点だし。




私は何も言わずにそっと敬太の成績表をテーブルの上に置いた。




「ま、俺はバスケ一筋だしな…」



「敬太ってホント見た目騙しだよね。…楢川さんに勉強教えてもらったら?」



「それって、ほめてる?」



「ううん、けなしてる。」





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