squall
ビルの入り口。
ドアが開いたのに気づいて。
出てくる人影。
その入り口に視線をうつすと。
「!!」
少し、距離はあったけど。
間違えるはずがない。
出てきたのは、惣一で。
「っそ…!」
惣一!
叫んで。
その信号を、渡ろうとした時だった。
「!廣橋っ…!」
後ろから、腕を掴まれて。
「!?」
「死ぬ気か!?」
「…えっ?」
どうやら信号は、赤だったらしい。
その声の主に振り向いて。
「―――――」
私は。
一瞬、呼吸を忘れた。
ドアが開いたのに気づいて。
出てくる人影。
その入り口に視線をうつすと。
「!!」
少し、距離はあったけど。
間違えるはずがない。
出てきたのは、惣一で。
「っそ…!」
惣一!
叫んで。
その信号を、渡ろうとした時だった。
「!廣橋っ…!」
後ろから、腕を掴まれて。
「!?」
「死ぬ気か!?」
「…えっ?」
どうやら信号は、赤だったらしい。
その声の主に振り向いて。
「―――――」
私は。
一瞬、呼吸を忘れた。