squall
何も伝えずに終わるのか。
伝えて終わるのか…。

どうせ終わってしまうなら、ちゃんと伝えた方がいい…って…。


「そんな矢先。偶然、会ったの…」


ピクッ…と。
惣一の眉が歪んだ。


「惣一の姿を見かけて。赤信号なのに、飛び出そうとしてたところを。引き止めてくれたのが、佐野だった…」
「…えっ…?」


さすがに、惣一は何か言いたそうだったけど。

私は呼吸をととのえて。
続けた。
< 281 / 309 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop