砂場のロケット 〜キミと見る群青〜
目を見開いている アズと青山
サングラスをかけている真木が
タバコをくわえながら、横で拍手
「 ――― まあよ
アズルの周りのオトコどもは
全員その姿勢で、構えてるだろ
"Raira Gara"組の
マンハッタン勢も増えたしよ
… 他の女に
かまけてるスキなんかねえぜ?青山 」
「 ………… かまけてないだろ
それにもう 覚悟は、してる」
青山は笑い
真木はサングラスを指でずらし
ニヤリと笑いながら、
そんな青山の表情を 覗き込んだ
「 そーだそーだ!
次、浮気の気配があったら
私にも考えがあるぞー! 」
「 浮気してないだろ!! 」
「 ふーんだ! 女なめんなー
リュウジの女たらしー」
「 !!! 」
物凄いヘン顔をして
青山が捕まえようとする手から
体をひねって、逃げるアズ
真木はゲラゲラ笑うし
俺もおかしくて、腹を抱えた
少し遠くから
こっちの様子を見ていた灰谷の所に
アズが、全速力で走り込む
灰谷も笑いながら、それを受けたけど
その手の中で
――――――― アズが崩折れた