砂場のロケット 〜キミと見る群青〜






目を見開いている アズと青山




サングラスをかけている真木が
タバコをくわえながら、横で拍手




「 ――― まあよ

アズルの周りのオトコどもは
全員その姿勢で、構えてるだろ


"Raira Gara"組の
マンハッタン勢も増えたしよ


… 他の女に
かまけてるスキなんかねえぜ?青山 」




「 ………… かまけてないだろ
それにもう 覚悟は、してる」




青山は笑い

真木はサングラスを指でずらし
ニヤリと笑いながら、
そんな青山の表情を 覗き込んだ



「 そーだそーだ!
次、浮気の気配があったら
私にも考えがあるぞー! 」


「 浮気してないだろ!! 」


「 ふーんだ! 女なめんなー
リュウジの女たらしー」


「 !!! 」




物凄いヘン顔をして
青山が捕まえようとする手から
体をひねって、逃げるアズ


真木はゲラゲラ笑うし
俺もおかしくて、腹を抱えた




少し遠くから
こっちの様子を見ていた灰谷の所に
アズが、全速力で走り込む


灰谷も笑いながら、それを受けたけど




その手の中で


――――――― アズが崩折れた



< 554 / 569 >

この作品をシェア

pagetop