砂場のロケット 〜キミと見る群青〜
頭の中で、緊急事態を知らせるベル
ガシャガシャ言ってるのは
俺が驚いてぶつかって落とした
カバンと弁当の音
―――… どうする、どうしよう俺
… あながち、身に覚えはなくはない
――――… ありすぎるかもしれない
でも、そんなヘマした覚えねえし
保健体育張りに、用心はきっちりしてた
「 つか… ちょっ… 」
と、とにかくこういう場合
家主に連絡しないと
とりあえず部屋の中に入れないとヤバイ
え でも何で?
ミルクのにおいするし
まだ生まれて間もないのか?
もっとか?
て事は二年?三年?
三年前って、俺なにしてたっけ?
イロイロしてたっけ?
してたな うん、してたぞ
つか、仕事行けないべなこれ
つか真木に言ったら
……… ミチル、ミチルがいるべな
あいつマネージャーだし
きっとこういう事も、
どうしたらいいか判るに違いない
「 …… ええええええ?!何でよ?! 」