*secret*‐私の知らない世界‐
家までは少し距離があった。
でも、もう少し長くてもよかったと思ってしまった。
外は寒かったはずなのに私の身体は温かいままだった。
彼と手を繋いでいたから?
んーーと考えていると
ロ「ルイザ、ココア飲むか?」と上から声がした。
ル「飲むわ、ありがとう。」
受け取るとココアの甘い香りがした。
ル「ん~美味しい!」
私の家のプロが作った高級なココアよりも、ずっと美味しかった。
ロ「それはよかった。」
ル「ロイが淹れたの?すごく美味しい!」
ロ「そーだけど口に合ったみたいでよかった。」
ル「うん!!毎日飲みたいくらい!!」
ロ「ふっ毎日はちょっと無理かもしんないけど、暇な時淹れてやるよ。」
ル「ホント?やったぁ!ありがと!!」