蒼髭



妻の遺体はひどい状況だった。

腹部や胸や、美しい顔までも切り裂かれていた。


私は泣いた。

妻の棺桶の前で、ずっとずっと泣き続けた。


でも妻は帰ってくることはない。


永遠に亡くしてしまったのだ。

美しさも優しさも温もりも。



< 6 / 32 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop