眠り姫にはキスを。



そんな私をよそに、進藤くんは冷静だった。




「もうそんな時間か。
俺らも帰ろうか」




そう言って、進藤くんは立ち上がった。




「あっ……うん」




私もそれに続いたけど、拍子抜けした。


もう少し一緒にいたいと思うのは、私だけなのかな。

そう言ったら、わがままなのかな。




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