眠り姫にはキスを。

*Kiss.3




その日以降、加奈と進藤くんが話すことはなかった。


本当に、何でもなかったんだと安心した。


疑ってたわけじゃないけど、気になっていたから。



だけど、目が合うのは変わらなかった。


気のせいとは思えないほど、毎日、毎時間だった。




< 38 / 110 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop