好きな人ゎ生徒
「みんなー!!それじゃ、今日は山行くからねー!」
私は大声を張り上げて話す。
私たち3-2は、山の奥へとずんずん進んでいった。
都会とは違い、空気も美味しい。
木々も灼熱の太陽に照らされていてとても綺麗・・・
すると、隣に高谷くんが来た。
ドキドキ・・・
胸の鼓動が高まる。
「これ、持つよ。」
高谷くんは私の持っていた大きなリュックを片手でかついだ。
「ありがとっ」
私は軽くなった腕をひらひらさせて言った。
そうしたら、高谷くんの顔は真っ赤に染まっていた。
高谷くんも私と同じキモチなんだな。
1人だけ舞い上がっていたんじゃなくて少しホッとした。